第17回例会感想
高見先生と同じグループで大変良かったです。理由は安心して任せられる先生と思ったからです。サービス量だけで問題解決になりません。まず、受け入れ家族がしなければ在宅復帰なんて考えることはできません。サービスは家族が安心を得た上で次に考えるものです。「安心」が得られることはとても重要です。必須です。
(社会福祉士)

「帰りたい」と強く希望される方をどのようにしたら帰れるようにできるかご本人家族の希望をゆっくり聞くことができる時間をとることから始まる気がしました。この会に参加し、いろいろな職場で頑張っておられる方と話をすることが大切だと感じます。(ST)

患者側の立場の人も参加出席した方が良いと思う。

今回、地域医療、地域コミュニティについて症例を通じていろいろ考えさせられました。
(PT)

他職種の連携がとても大切だと思う。
(ホームヘルパー)

多くの職種の方とひとつのテーブルを囲み、困難な事例についての考え方などを話し合えて良かった。(訪問介護員)

地域の力、病診、病病、病家族の連携の大切さをつくづく思いました。(ケアマネ)

興味深い内容でのグループワーク、フロアディスカッションが出来、有意義な時間でした。皆さんのご意見を伺えとても学びになりました。
(看護師)

久しぶりに参加させて頂きました。
何をどうしてよいかわからない不安によって介護拒否する家族には、面談の上ニーズ把握
入院時の家族教育などで在宅への道をつけることはできますが、家族関係が悪い為にPt本人は帰りたいのに帰れない場合には踏み入れられない問題だと思います。(看護師)

日南町の地域コミュニティーは、とってもすごいなと感じた。米子市も地域の力をつけていけたらといいなと感じた。病院と在宅(家族)を支えるには、地域の力が大切なんだなと感じた。自分には、今回の内容はわからない所が多かったのでもっと勉強しなくてはいけないと感じました。(訪問介護員)

高齢化社会に進む中で、施設で最後を迎えるのではなく、在宅にて迎えたい方が多いのが現状だと思います。しかし、現状的に、家族の協力が一番得られにくいです。私自身、担当利用者様が在宅へ帰ることに向け、努力するが難しいです。難しいことかもしれませんが、事前に健康な時から福祉サービスの内容を理解していかなければならないと思います。お年寄りだけではなく、私達若者の意識が必要であると思います。(介護福祉士)

介護を受ける当事者が在宅で生活したい限り、医療・福祉の現場の私達が最大限の環境づくりをしなければならないのを改めて感じた。
(介護福祉士)

日南病院の事例については大変ショックを受けました。"空床をつくるな"と毎日言われている生活の中で、本当に大切なものを考えさせられました。労災の事例についても、私達もよくぶち当たるケースであり、"帰したい、帰せない"のジレンマで日々苦しんでいます。また、このような機会があればぜひ参加させていただいて、意見交換できたらと思います。
(介護福祉士)

グループの中では違う職種の方と話をすることでやはり、見方が違うとわかり良かった。
医療と福祉の連携がもっとスムーズに出来れば難しいケースも在宅で可能になる、早くそうなるように私達も頑張らねばと思った。
(ケアマネ)

病院とか施設でなく、住み慣れた家で皆最後をおくれたらいいな。協に向けて小さな力でも頑張れたら。(訪問介護員)

日南町の様子がよく分かり先生やみなさんが頑張っておられるのがよく分かりました。私達のグループはケアマネさんが多く、みなさん利用者のことを思い、家族のことを思って日々頑張っておられるなと思いました。阿部先生のケースも色々なサービスをつかえば本人は在宅出来ると思いますが、やっぱり家族が大事なのかなと思いました。(訪問介護員)

日南町の体制はとてもうらやましいと思いました。必要に迫られてという感じもしますが私達も自分が自分の地域で安心して老後を過ごせるように頑張りたいと思います。
(介護福祉士)

自分たちがやっている仕事に自信をつけました。(訪問介護員)

医療、保健、福祉の連携がいかに大切か理解出来ました。(介護福祉士)

初めて参加でしたが、いろいろな職種の方からの意見がきけて良かったと思います。在宅か老健か心は家族にあると思いました。住み慣れた我が家で息をひきとりたい、という思いは生に対しての家族での話し合いの場が必要と思います。(訪問介護員)

「地域力」という言葉が漠然としたものでしかなかったが、少しその意味(必要なもの)がわかったような気がする。(介護福祉士)

現実問題として、具体的な内容が良く理解できた。フロア間でのディスカッションがあってよりよかったと思う。(看護師)

在宅生活を支えていくうえで、フォーマルなサービスはもちろん、インフォーマルなサービスの充実は今後の課題だと思いますが、米子市ではフォーマルなサービスの更なる充実が求められると思うフォーマルサービスでないと支えれないのではと思います。往診等(夜間対応も)を拒むドクターが多い米子市で在宅介護を拒む家族が多いのは当然。(ケアマネ)

在宅へ帰る仕組み作りを作るということが大切なことはよく分かるのですが、現実として、外泊のときには介護保険が使えない。実際の生活が家族にはわかりにくいかなと思います。
入院中の方へ、ケアマネがどのくらい関われるだろうか?という気持ちもあります。日南町の連携はすばらしいと思いました。(ケアマネ)

日南町のコミュニティーのすごさを初めて知った。機会があればどんな連携がとれているかこの目でみたい。(OT)

毎回、わかりやすい事例で良いと思います。在宅は家族の理解がないと無理、むずかしさがわかったけど(訪問介護員)

家庭に帰るためのいろいろな策をすれば帰れることを信じてます(保健師)

自分達にもっとも身近な問題で何時もしている事、考えている事をあらためて考え勉強させて頂きました。(訪問介護員)

今の(現在の)コミュニティーの意味がやっとわかったように思う。生きることを支える社会づくりですね。共に生きることですね
(歯科医師)

「帰りたいのに帰れない、どうしたらいいの?」様々な支援がある中で在宅に帰そうと云う家族の思いがなければ、援助しようにも出来ない患者さんの生き方、夫婦のあり方、地域との交わり方に問題があると思いました。
(ケアマネ)

在宅を支えるために医療、病院のバックアップ体制について、日南病院での取組みは参考になりました。(看護師)

在宅に帰った時にすぐ医療との連携を密にして、地域といってもいろいろとあると思います。
介護に対する知識を家族のみでなく住民皆で勉強し、普段からの介護意識を高めたりすれば他人や自分の家族にもちがった考え方が出来るかもしれないと思いました。思いやりの中にきびしい態度もあってもいいと思う。甘えさせるだけでは少しわがままになると思いました。(看護師)

@日南町の事例は医療面のバックアップが整っていることが、在宅で生活できた主要因と思う。また、家族の愛情があることも在宅生活継続するためになくてはならないものであると思う。
A労災病院の事例はもっと在宅へ帰る際に安心して仕事を続けても在宅で介護できるようなプランを提示してあげれば帰れたのではと思いました。(ケアマネ)

今回、初めて参加させて頂いたのですが、いろんな事例を聞いて自分なりに考えさせられることがありました。在宅ケアをするにあたり、家族の協力、町の医師のつながりはなかなか大変なんだと思いました。私の町はすごく医療ケアマネ、介護、連携がとれてると思いました。
(訪問介護員)

地域医療、地域コミュニティ、見方の違い、捉え方が違うように感じた。(介護福祉士)

家族の受け入れがなければ、在宅生活は難しいかもしれないが、色んな制度があるので、それを家族の方に説明して、色んなサービスを利用しながらなるべく在宅生活を送れるようにしてあげたい。(訪問介護員)

いろいろな地域のいろいろな職種の方のそれぞれの視点での考え、意見を出し合い、良い在宅生活を送る為には一人の考えだけでなく、いろいろな人の意見を参考にすることで、より理想的な生活に近づけることが出来るのではないかと感じた。(ケアマネ)
両極端な事例だったような気がします。
(看護師)

これからの介護保険の方向を考えるのに良い参考となった。(歯科医師)

頑張れば家庭で介護が出来て人生を終える事が出来る、手伝いが出来るその様な事を感じました。(訪問介護員)

病院から在宅へ帰る為に必要なことは何であるかを、再度考え見つめ直す必要があると感じた。安心して在宅生活を送っていただける環境を作りたいと思った。(社会福祉士)

在宅に帰るセットをしてあげてしてみると言われ、その考えはわかりますが、まず拒絶の強い家族にチームで支えますと言ってサービス担当者を選んで集まりカンファレンスはできません。退院の考えが出る前でのサポートはどうなのでしょう。在宅拒否であれば勝手にケアマネも動けないと思いますが。
外泊時には介護保険もつかえず試しにしてみよう、練習しようとなかなか出来ません。
(ケアマネ)

「老い」を受け入れる構えが本人、家族にないと在宅での生活は大変だと思います。老いた老人を介護したり、一緒に生活したことのない人に在宅受け入れを願っても「老い」への構えがなければ拒絶してしまうのもうなずける話しです。「構え」に関しては、高齢者の人は「構え」が出来ていないと思います。接したこともなく、ニュースで見て「怖い」イメージしかない人も多いのでは。これでは受け入れる「構え」は出来ません。小さな頃から障害をもっている(高齢者含め)方々に接する機会がたくさんあるといいと思います。(両親も同席して)そして、世の中にはいろんな人がいて当たり前、支え合うのも当たり前の世界になればいいな。
(OT)

日南町のとり組み方の姿勢、米子市のめざす方向を教えて頂いた。(ケアマネ)

高見先生と事例2の「地域」の意味合いがちがうように思いました。
継続的な支える人(意志、ケアマネージャーなど)が良き隣人として必要だと思いました。
コミュニティを昔のような共同体に再編は出来ませんが、専門職の人がサポートして、互助力を高めたり、介護する家族や利用者をあたたかく見守る雰囲気をつくることは可能かなと思います。
高見先生のことば「帰れるようにしてあげないから帰れない」とっても深くて大切な助言です。
(社会福祉士)

米子の連携の難しさを感じた。連携のためのプロジェクトチームをつくって研究していくこともよいのではないだろうか。
また、本人、家族の"心"の問題も包括的にとらえていかなければならないと思う。(介護員)

在宅サービス、地域サービスを利用するまでの流れをどう作っていくかを考えました。
様々な問題があり、どこから解決していくかもうまく分かりませんでしたが、まずは本人の希望に沿い、それにどれほど近づけるかが始めの一歩だと思いました。(社会福祉士)

地域コミュニティーの格差がある。
事例に対しても他職種の意見が聞けることはとても参考になります。(ケアマネ)

日南町のような体制を整えていくには、やはり米子はまだまだだと思います。
大切なことは
@ 私達関係者が十分にサービス内容の説明が出来る知識をもつこと
A 地域ボランティアの設立
B 地域の開業医が当番制で急患対応をする
C 若いときから福祉についての啓蒙をする
等を考えていくことと思います。
ただ、血液透析をしている患者様に関しては、在宅からの送迎は大きな問題です。これこそ地域、県、国で考えていく必要があると思います。
(看護師)

グループディスカッションで具体的にフランクに話しが出来て良かった。
研究会の本質にかかわるテーマでした。(医師)

テーマがあまり大きく、広すぎてとらえどころがないように思いました。
事例を通してのグループ討議であればもう少しくわしい事例の検討の方が良いのではと思う。
地域性の問題であれば事例ではなく違った方々での討議の方が良いのでは?(看護師)

家族が受け入れる能力があっても受け入れないのは家族関係が悪いから今まで元気なときの家族との関係が悪い主を誰も受け入れたくないだろう。悪い家族関係と調整するということは考えられない程のエネルギーが必要となるが、それが出来る、それを可能にする支援センター職員、ケアマネージャーとなりたい。
(ケアマネ)

現在感じている事の共有ができて良かった。
(ケアマネ)

在宅に関わるいろいろな人の意見が聞けて勉強になった。
地域もまきこんで在宅を支援していかなければならない。(今までは地域の活用を考えていなかった。)(ケアマネ)

地域の力という話しになると大きくなりすぎて、ぼけてしまう感じがしました。
個人的な考えは色々とありますが、会の趣旨、話しを進める方向と合致しないのかなというか脱線してしまいそうです。大きく地域の力といっても「何かあった時」と「日常」に分けて考えた方が良いのでしょうか?
何かあった時の医療的なバックアップとか。
地域コミュニティの再生とかいう話しになると荷が重いというか、ちょっと会の方向とはズレるのかなあと思います。(介護員)

いろいろな話しがされ、とても楽しく気分良くディスカッションが出来ました。毎日時間に追われストレスがたまりつつありましたのに何かスカッとできました。こういう企画をどんどんお願いします。(訪問介護員)

住民と医療の連携、信頼関係をつくることも大切であるが、サービス利用者の家族の協力理解を受けることから始めなければならないのでは。家族が受け入れられ家族にもゆとりが出来るようになると思う。その点も含めてケアが必要だと感じました。(薬剤師)

町立の病院であればベットを空けたり、出かける医療が可能だと思いますが、米子市の場合は病院は法人であり、空床を作る=赤字です。支援センターも行政の運営でない為、それぞれ利益を考えて動かないとたちまち赤字経営難です。やはり日南病院は町立だから出来たことだと思います。(看護師)

医療、保健、福祉の各職種が集まり、事例検討する、このような会が開かれているのを今回初めて知りました。今回は「在宅で療養を支えるには」というテーマでした。同じテーマでも様々な立場の目がみれば色々な意見が出ておもしろいなと感じました。
現場がどうなっているのか実感としてないのでついていけない部分もありましたが、現場の生の声を聴けてとても勉強になりました。
又参加したいです。(学生)

退院困難事例のニーズに沿った療養生活支援は支援者側のマネージメント力、連携力にある。地域力は他社に原因があるのではなく、個々にある。地域力を育てるのは我々支援者の専門領域といえる。地域力、地域コミュニティに結びつけての事例紹介は無理があった。帰りたいのに帰れないのは、家族問題である、地域問題ではない。帰れるような連携調整にある。
(看護師)

日南町という小さなコミュニティーの場だから出来ること。米子市では同じ方法では出来ないと思います。出来ることから一歩ずつ。
(ケアマネ)

本人の「家に帰りたい!」という本音を聞き出す努力が必要と思う。各職種間の情報支援の場が必要と思う。(ケアカンファレンスの必要性)
(医師)

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