第20回例会感想
在宅リハにおいてROM-exなどは基本となるものとは思いますが、ヘルパーさんや看護師が重点にするべきものではないと思います。中心は生活です。リハは肩こりをなおすのが仕事ではなく生活を改善するのが仕事です。(PT)

テーマが「在宅リハの基礎の基礎」とありますが、在宅リハの基礎はROM-exかMMTなのか?そもそもROM-exは効果があるのか?予防は大切だが生じてしまった拘循が改善した在宅の利用者は見たことがないし、PTがROM-exをしているのに悪化してしまう人を何人も見る。訪問リハでROM-ex中心に実施されて実施されているケースもあると聞くが、意味のあることなのか?
私達に求められているのは病気や身体の不自由さ、物忘れや人間関係の障害がある方々に「こんな身体でも生きていてよかった」「こんな私でも役に立つことがあるんだ」と感じてもらえる関わりであると思う。これが、リハ・ケアの共通の基礎となると思う。ROM-exがダメとは言わないが、もっとしなければいけないことがあると思う。病院で通用することが在宅(地域)では通用しないことも多いと思う。ROM-exより、散歩に行きましょう。おいしいものを食べに行きましょう。オムツでなくトイレで排泄できるようにアプローチしましょう。「生きる意欲」がない人に「訓練意欲」がないのは当たり前です。もし、本当にROM-exが必要なら専門家であるPTに任せましょう。
体操やレクでも十分に身体を動かせます。しかも楽しく、人との交流も生まれます。「在宅リハ」とは何か、もっと深く考えていく必要があると思います。(OT)

在宅リハビリテーションというテーマだが、あえて、在宅とつける必要のない内容なのではないかと思いました。在宅リハは、ROMやMMTだけではなく、その他のADLや在宅でしか行えないようなリハを行っていることの方が多いと思うので、もっと他の部分をアピールして欲しかったです。訪問リハにたずさわる者としては、他職種の方も多く参加されている会なので、そのような人に在宅リハをもっとわかってもらえるようなものだと良かったと思いました。(OT)

明日より出来る事から少しずつ行っていきたいと思うような講習でした。(看護師)

実技を交えて、直接指導を受けわかりやすかったです。(介護福祉士)

在宅リハビリの基礎というわりには専門的で難しかったように思います。もっと生活に密着したようなリハビリをして欲しかったです。
(介護福祉士)

勉強させて頂きました。(PT)

中間位の大切さを改めてわかった。基本実習をうけて在宅へ出て行くことの大切さを思った。
(医師)

私自身、50肩で苦しんできました。自分なり、体操を継続する中で僅かに回復しています。今日はその参考になればと参加しました。実際にはケアに直接関わることはありませんが、話しを聞くことで今後利用者様を視察する時に役立つと思いました。(介護福祉士)

実技があり大変参考になりましたがやはり時間が。もう少し知りたいと思います。待っている間にも他のPTの方に気軽に声をかけて指導して頂きよかったです。(看護師)

手の動き、足の動きでまちがった動きをしていたような気がします。右の肩が痛くてあがらなかったのに、少しのリハビリでしたが肩がポカポカして少しあがるようになり肩こりも少し楽になりました。参加してとても良かったです。
(介護福祉士・訪問介護員)

モデルになってよくわかりました。明日から活用していきたいと思います。ありがとうございました。(介護福祉士)

期待はずれでがっかりしました。在宅に必要な動作に関する勉強会を期待していたのですが。
例えば拘縮のある方の更衣をする時の方法、介助の仕方、トイレの介助や移乗、移動、起居動作歩行の介助など、PTの立場からの指導を期待していました。今日のような講義では在宅ケアに何の役にも立たないと思いました。ヘルパー等が実際に関節可動域訓練をするわけでないのだから。講師の先生は在宅を理解されてないのではないでしょうか。今日のテーマ「在宅リハビリテーションの基礎」から大きく外れた内容だったと思います。シリーズでリハビリを取り上げられるのであれば在宅を語れるセラピストの人選をお願いします。在宅リハビリ=生活リハビリテーション 生活機能を高めるリハビリテーションの方法を教えて下さる講師を期待します。(介護支援専門員)

今回は専門的な話しだったのですが実際には在宅での動作指導が中心になると思います。特に介護保険上では生活上の動作について重要視されているため、関節可動域訓練が実動作にどのように結びつくか、又、痛み(特に腰痛・膝痛)のある場合の日常動作の指導法を詳しく知りたかったです。
関節が動かなくても生きていかなければならない方々はたくさんおられます。麻痺があり、拘縮がある方でも生活できる方法を考えていかなければならないと思います。(OT)

関節可動域訓練は専門の方が行うのではないでしょうか?(看護師)

全体なROMが分かりました。学んだ事を実践する事で、身体の向上が見られたら喜ばしい事ですが、介護をする上で実用的かが疑問でした。
(介護福祉士)

すごく分かりやすくて良かったです。ありがとうございます。(訪問介護員)

初回参加でしたが、レジメでの用語が専門用語すぎて理解不能。実技に関してもPTの方々が配置されていなければ模範演技見づらかった。
(訪問介護員)

もっと時間をかけて習いたかった。(訪問介護員)

関節の動かし方もそえる手をどこに持ってゆくかで動かしやすくなるのか新しい発見でした。利用者さんの状態に合わせ少しでも動かせるようになっていただきたいと思いました。
(訪問介護員)

基本的なリハビリを教えていただき今後の臨床に役立てられると思います。大変勉強になりました。(看護師)

簡単なようで、難しかったです。実践でできればと思って研修を受けましたが、半端なことをしてよけいに痛めたりしてはいけないと思いました。(介護福祉士)

具体的な方法を聞くことができて良かった。拘縮は複数の関節が関わっていることが多く、実際に実施するのは大変難しいと感じた。
(看護師)

大変興味深く参加することが出来ました。できましたら又リハビリ内容等に関する学習会があれば参加したいと思います。(看護師)

正しい股位がよくわかり良かったです。
(ケアマネ)

日頃行っているリハビリが間違っていた事もあり勉強になりました。(看護師)

直接指導により、色々質問にとてもわかりやすく答えていただきましてありがとうございました。訪問で役立てたいと思います。
(訪問看護師)

実技指導がとても良かったです。在宅で少しでも生かせていこうと思います。(看護師)

関節の正しい動かし方がとてもよく分かりました。今後の訪問に役立てたいと思います。
(看護師)

実践で教えていただき見た感じと実際に行った時とはまるで感覚もちがって思うように行かなかった。今日は健康な人を相手に実技をしましたが、現場では直接指導等できないですが覚えておきたいと思います。(訪問介護員)

実技を兼ねての講義で分かり易かった。明日からのケアに生かしていきたい。間違ったケアをしないようやはり基本をしっかり身に付けていきたい。(介護福祉士)
いままでよくわからないままマッサージ程度にやってましたが今日の勉強で少し拘縮を和らげるお手伝いができるといいなと思います。
もう少し時間を長くとって他の所も教えてほしかったです。各職種のみなさんと共に勉強し情報交換して上手な連携が出来、在宅の人達の自立を支援できたらいいなと思いました。
みなさんありがとうございます。(看護師)

基礎を知らずに今までしていた様です。わかりやすく実技出来ましたので自信をもって出来そうです。着衣の着脱に際しても苦痛なく援助、介助が出来ると思いますので勉強になりました。
(看護師)

少し難しかったですが(特に肩関節)大変勉強になりました。仕事上で実践する事は出来ませんが、知識があるだけでも利用者に対しての対処の仕方が変わってくると思います。
(ケアマネ)

ROM訓練については学ぶことが出来たのは良かったが、(知識としては学べたが)実際に介護の現場で生かせるかは疑問である。介護の現場で生かせることを学びたかった。(ボディメカニクスを活用した起居動作や立位動作の介助について(介護福祉士)

直接リハビリをすることはあまりないが、今日は実技をさせてもらい少しは理解できた。(訪問介護員)

理解しづらかった。もう少しポイントを絞ってもらいたかったです。(介護福祉士)

勉強になりました。(介護員)

直接可動域訓練はできませんが、更衣介助などで利用したいと思います。(看護師)

ヘルパー、訪問Nsのためのリハの基礎を学んだが臨床の場面に無資格者が実施するのは賛成できない。やはるROMは訪問リハとして在宅では利用された方が良いと思う。麻痺の強い人に対して、入浴時着、着脱時に活用させていただきます。今日他の資料もあり、実際に指導して欲しかった(起居動作)(ケアマネ)

今日は実際にペアを組んで指導をしてもらい本当に良かったです。50肩の予防とかみわける事とか勉強になりました。(訪問介護員)

アシスタントとして参加させていただきましたが、他の職種の方々からの質問などから自分の知識の再確認ができたと思います。(PT)

在宅リハビリテーションの基礎ということでしたが、すぐに使える在宅と直結したことをもっとしてほしかった。ROM-ex等はやる人が限られると思うので起きあがりなど介助が楽にできる方法や工夫次第で介助が少なくすむ方法などはないでしょうか?制限があっても自立している方もおられるのでそういった例とかも見せていただけたらありがたいです。(PT)

「在宅リハビリテーション」ということでしたが、もっと在宅に関連するような内容を聞きたかったです。実技などがあってよかったのですが、それに時間をとられてしまいなかなか進まず少しの内容しかできなくて残念です。(OT)

現場で麻痺のある方が居られないので今の自分にはちょっと難しかったです。現場におられたらそれを参考にしながらイメージしてできたのにちょっと残念です。(訪問介護員)

現在携わっていないけれど、とても勉強になりました。ありがとうございました。

実技についても指導していただき実際的でわかりやすかったです。どうもありがとうございました。(ケアマネ)

今回、補助員として関わらせていただき自分自身勉強になることが多かったです。(PT)

特になし(OT)

実技を交えての講演は体で覚えるという点ではすごく良かったと思いますが、実際に在宅でROMをされる際にどういった目的で行うとか、注意点にはどのようなものがあるかなど、在宅を中心としたお話をしていただきたかったです。あと、予防としてはどんなことができるか等。(PT)

在宅リハって何だと思いますか?在宅でやる意味は何ですか?ROMは確かに大切です。私自身まだまだ不十分ですが、その手技を伝えるのではなく、その意味を伝えた方が良かったのではないでしょうか。私は在宅でのリハは生活動作の改善ではないかと思っています。実際の利用者さんは痛みがあったりしますよね。関節の形状や筋の走行等を理解してからの方がいいと思います。在宅リハの経験をふまえた実践例とか聞きたかったです。(OT)

実技は体験できるので良かったと思いますが、少し段取りが悪いように思いました。専門用語の意味が通じていたのか不安です。もっと在宅ですぐ生かせることを知りたかった。(PT)

面白くなかった。介護する上での必要性、アキレス腱を伸ばして生活の何が改善するのか本当に必要なのか?(介護福祉士)

復習をかねて聞くことが出来ました。マット数を多くしてもっとじっくりできたらより良かったと思います。お疲れ様でした。(OT)

固縮のある利用者さんの衣類の着脱時、おむつ交換時のヒントになったような気がする。講演でところどころ専門用語があり、わかりにくい部分もあった。(介護福祉士)

内外転、内外施などの用語とその状態を(ある程度でも)理解することができました。実技も交えての講義だったので、イメージがわきやすく分かり易かったです。利用者様のベッド上でのポジショニング等、リハビリ担当者と話しをする時に理解がしやすくなっていると思います。(介護員)

よくある拘縮のROMを中心の講習でとても参考になりました。実技をまじえることでとても分かり易かったです。ありがとうございました。(看護師)

今日初参加でした。関節可動域という話しばかりで上肢、下肢等の動きなどあまり理解していないことが今日の研修で分かりました。職場でROM運動を個別でケアワーカーが毎日午後行っていた事がありました。どの程度まで動かしていいのか、どのペースですればいいのか無知のまま行っていました。一つ一つの動きを全部理解できてはいませんが、実技を行うことが理解しようとする意欲がわいてきました。職場にもちかえり早速実践してみようと思います。(介護福祉士)

在宅リハビリテーションと書いてあったにもかかわらず在宅に関する事は何も話されていなくとても残念でした。(OT)

在宅リハという事で関心を持って参加させていただきました。分かり易く話しをされていたのですが、今回のテーマで、どういう目的で関節可動域訓練の行い方など講演や実技をされたのかが分かりませんでした。又、様々な利用者の方がおられるので、リハビリの方以外が実際に行う場合、担当のリハビリの方が危険性も含めて実際の利用者様を前に指導し、どう行って欲しいのか伝えて行ってもらう必要があると思います。講義や実技のみでは危険性があると思いました。又、在宅リハビリ=機能訓練ではないと思うので、一般的に話しをされるばであれば、在宅リハビリをイメージして頂けるように幅広く話しをして頂けたら良かったと思います。機能回復が困難でも動作の行い方や用具などでQOLはかわってもきます。在宅リハのテーマであれば話しをされた目的が分かりませんが、講演内容が狭い気がしました。ありがとうございました。(OT)

実技を中心に教えていただき勉強になりました。人間の体の動きをわかりやすく教えて頂いたと思います。(訪問介護員)

関節可動域について他職種の方が理解してくださり、理学療法士としてうれしく思います。(PT)

実技を交えての講義は口頭だけでは分かりかねる所が理解しやすかったです。(介護員)

補助員として手伝わせて頂いた。在宅スタッフと今後も当苑でこのような機会をつくれればと思う。(PT)


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