第21回 一般公開健康講座 平成25年1月17日(木)
  演 題
           

    いつか来る『その時』を考える

  内 容
      いま日本では「少子高齢化社会」について盛んに議論されていますが、
      誰もが迎える「あの世への逝き方」について議論されていません。
      「その時」の為に、今準備しておかなければならない事について、
      皆さんと供に考えてみたいと思います。

      講 師 :  西部医師会 会長 野 坂 美 仁 先生

 
        
 (講演に参加された方の声) 
・「元気な時から話し合う」本当に大切な言葉だと思いました。白血病になり周囲の人達の気持ちを痛感しました。死を目の前にしてわかる事(生活、家族の思い)もう一度考えてみようと思ったお話でした。入院中は家で死にたいと思いました。今は…?
・雪にもかかわらず、リスナーの方が多くて驚きました。共通の課題(ニーズ)であることがわかりました。
・是非家で死にたい。
・出来ることなら家で…庭をながめながら。
・その時に自分のおかれた状況によると思います。自分の望む最期が選択出来る世の中になるといいと思います。
・死ぬのではなくあの世へいく気持ちを持つ事を本人、看取る者も大切にする。
・高齢者が、今知りたいことをタブー化せずに率直な話があって有益だったと思います。
・死についての受け止め方を学ばせて頂きました。あの世に逝くという考え方で、暗くならないように生きて行こうと思いました。本日はありがとうございました。
・家族、本人、かかりつけ医との健康な時からの関係の重視を感じました。死ぬことをタブー視しないこと、もっとオープンに話が出来ればと思いました。
・看取りについて考える機会が多くなり、本当に今のままでいいのかと思っています。在宅で死ぬことの難しさも経験しました。心が折れそうにもなりましたが、これからも出来るかぎり在宅でのケアをがんばりたいです。ありがとうございました。
・6年前に父を亡くしました。入院後7日目でした。今思えば、家で逝かせてやりたかったなと改めて思いました。
 今後の私の生き方、死に方についてとても参考になりました。ゆっくり、じっくりと考えていきたいです。
・地域包括センターの役目のひとつも知れたし自分の思いをしっかり伝える事の必要性を感じた。米子に引っ越してこれて良かった。
 

当日はたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました
公益社団法人 鳥取県西部医師会