第23回 一般公開健康講座 平成25年3月21日(木)
  演 題
           
       「静かなる国民病:慢性腎臓病(1/400と1/8の真実)」

  内 容
      

      2011年末現在、日本全国で慢性維持透析を受けておられる患者様は
      およそ30万5千人に上り、日本国民の約400人に1人の割合となっています。
      透析が必要な末期腎不全に至る主な疾患は糖尿病・腎炎・高血圧などですが、
      これらの疾患のために徐々に腎機能が低下していく状態を
      「慢性腎臓病(CKD)」と称し、
      現在日本全国でおよそ1300万人・割合にすると約8人に1人存在すると
      推測されています。

     今回の講座では、慢性腎臓病の患者様は高率に心・血管疾患を
      合併することが問題となること、
      慢性腎臓病の診断と治療、および末期腎不全に対する
      腎代替療法の紹介をしたいと思います。



     講 師 : 山陰労災病院 腎臓内科部長 中岡 明久 先生


 
        
 (講演に参加された方の声) 
・ただ今腎不全進行中。通院していても普段先生から聞いてないことが(一般論が)聞けて良かったです。透析まじかでも冷静に対応したいと思います。
・妻が透析目前です。夫として、これからどう考えていったらよいか悩むこともあります。これから少しずつ勉強して妻を支えていきたいと思っています。いいお話ありがとうございました。
・ケアマネをしているので今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
・昨秋息子が急に腎臓病で入院したとの連絡があり、約1ヶ月入院治療して今は従来通り働いているようだが、今後のことが気になって受講した。
・短い時間で解りやすい話でした。又、今回は特に質問に対する先生の応答が大変、的を得ていて有意義でした。良い講演をして頂きありがとうございました。
・透析の事よくわかった。安心した。家庭血圧 必要、腎臓の働きが5つありとても大切なものとあらためて知った。カリウム、腎臓病にすぐ悪くなる。ありがとうございました
・中岡先生、優しそうな先生で、分かりやすかったです。また機会があれば講演お聞きしたいです。
・よく解るお話で良かったです。

当日はたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました
公益社団法人 鳥取県西部医師会