会長挨拶

公益社団法人鳥取県西部医師会ホームページへようこそ。
本会は昭和27年4月1日に発足し、平成30年に創立66年を迎えます。
鳥取県西部地域の米子市、境港市、西伯郡、日野郡の2市6町1村、人口23万人余りの二次医療圏として活動しています。
会員数は552名(平成30年4月1日現在)です。

本会の目的と定款は日本医師会及び都道府県医師会並びに郡市医師会との連携のもと、医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、もって県民の健康と福祉の増進に寄与することです。

本会の具体的な事業は、18事業項目に分けて活動を行っています。

1.    医道の高揚に関する事業
2.    地域住民への公衆衛生の指導啓発に関する事項
3.    地域保健、学校保健の及び産業保健の向上に関する事項
4.    地域医療の推進発展に関する事業
5.    救急医療及び災害医療の充実に関する事項
6.    医師の生涯研修に関する事項
7.    医学教育の向上に関する事項
8.    医学と関連科学との統合進歩に関する事項
9.    医学、医療の国際交流に関する事項
10.  保健医療の充実に関する事項
11.  医事法規の整備に関する事項
12.  医療施設の整備に関する事項
13.  医業経営の安定及び医療従事者の労働環境の改善に関する事項
14.  会員の相互扶助に関する事項
15.  医師会相互の連絡調整に関する事項
16.  鳥取県西部医師会附属米子看護高等専修学校の設置運営に関する事項
17.  西部医師会急患診療所の設置運営に関する事項
18.  その他本会の目的を達成するため必要な事項

 以上項目別に上げました。

我が国は団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向け、医療・介護サ−ビスの提供体制の改革が求められています。

鳥取県では「必要な医療を適切な場所で提供できる体制の整備」と「希望すれば在宅で療養できる地域づくり」を目指して健保下に両計画の下、地域医療構想を策定しています。

我々西部医師会では、在宅医療の住民理解の促進のための「もしもの時のあんしん手帳」を作成し、その活用の推進に努め、地域包括ケアシステムの構築にも努力してまいります。

救急医療体制としては、西部医師会が運営している西部医師会急患診療所において一次救急に対応しており、二次、三次救急体制を担う病院の負担軽減に少しでも資するために活動しています。

災害医療に対しては、災害対策マニュアルを作成し、災害時の安否確認や初期対応に万全を期することとしています。

また、平成23年5月から毎月1回開催している市民向けの一般公開健康講座も住民の皆様とのふれあいや病気の予防意識向上の啓発のために継続してまいります。

鳥取県西部医師会は、担当する地域医療を守り、住民の皆様の健康と福祉の向上に今後とも寄与していく所存です。

平成30年6月29日記
               鳥取県西部医師会 会長  根津 勝